うと、客船よりもコンテナ船の方が好きです。

亀井 コンテナ船を描くといっても、コンテナ船はあまり知られていないですよね。

柳原 正直言って、絵にしにくい形をしています。それを絵にしてしまうのが、船好きの絵描きの役目ではないかと思っています。

先だって、「海の日」が初めて同氏の祝日になり、それを機に私も名古屋と清水と広島で絵の展覧会をしました。「海の日」の当日は、午前中に東京の式典に出席し、午後すぐに個展を開いている名古屋に戻ってサイン会をしました。大臣も「海の日」にはお忙しかったと思いますが、いかがでございましたか。

念願の「海の日」が制定されて…

亀井 祝日「海の日」の制定にあたっては、大変国民の皆さんに、）理解をいただきました。特に、先生を初め関係の皆さんが一生懸命ご努力され、各地方自治体の背さん方にも賛成していただいて、今一願の「海の日」が制定できたことは大変素晴らしいことだと感謝しているわけです。

私も国会議員として、この「海の日」制定の同会審織の場である同会対策委員会におりましたので、いろいろ努力をしました。特に、国民の祝日「海の日」制定推進国民全織の稲葉興作会長（石川島播磨重業社長）、根本二郎副会長（日本船上協会代表）、佐藤國吉副会長（日本内航海運組合総連合会副会長）＝当日など皆さまのご努力をいただきました。

神戸の震災直後の国会審議でしたから、大変に心配しました。しかし、神戸では港を利用して災害復旧をする、あるいは船で救援物資等を運ぶなど船や港を頼りにしており、「海の日」の制定が何より神戸を力づける、とい

前ページ　　　目次へ　　　次ページ